該当者なし
氏 名 | 所属・職名等 | 主題及び副題 |
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髙木 哲也 | 筑波大学附属高等学校 外国語科教諭 | 高校英語授業における言語面の正確性向上を目指した筆記ランゲージングの実践 -日本語を活かして理解を深める新たな英語指導法の浸透を求めて- |
氏 名 | 所属・職名等 | 主題及び副題 |
---|---|---|
有江 聖 | 埼玉県さいたま市立 本太小学校 教諭 | グローバル・スタディ科におけるICTを活用して主体的に「話すこと」に取り組む児童の育成 ~まるで現地ガイド!?自他と「繋がる」クロマキー合成の可能性~ |
水流 卓哉 | 愛知県豊橋市立 二川小学校 教諭 | AARサイクルの理論を援用した自治的集団の育成 |
この度,栄誉ある第16回辰野千壽教育賞優秀賞を受賞させて頂きました。過分な評価を頂き,心から感謝申し上げます。
私の研究は,英語授業や指導における筆記ランゲージングの学習効果を検証することです。第二言語習得研究分野において,言語に関して言語化すること(ランゲージング)自体の学習効果を初めて提唱したのはSwain(2006)ですが,これまで多くの実証研究で言語面の正確性向上に寄与することが示唆されます。私は,英語ライティング指導で行われる書記訂正フィードバックにランゲージングを加えることで,その学習効果が促進される可能性に興味を抱きました。今回,これまで継続して行ってきた筆記ランゲージングに焦点を当てた授業実践・研究内容をまとめる機会となりました。今回の受賞を契機に,より多くの英語教師にランゲージングの理論や実践知が届き,実際に指導現場で活用される機会が増えることを切に願っております。一人の英語教師として,微力ながら今後も引き続き実践・研究を進めていく所存です。
この度は,歴史ある辰野千壽教育賞を賜りまして,身に余る光栄に存じます。
私は現在,小学校の英語教育について研究をしております。
2020年に新型コロナウイルスが猛威を振るい,GIGAスクール構想も相まって,教育に大きな転換期をもたらしました。
外国語科も例外ではなく,全国の先生方が指導に苦心されたと思います。そんな中で,少しでも子どもたちが楽しく英語を学ぶきっかけになればと思い,本実践を行いました。結果として,こちらの想像を超える成長を見せてくれました。
この実践をきっかけに,英語やICTが自己表現を豊かにする手段として,子どもたちの未来にあり続けてくれれば,と願います。
最後に,本選考に関わってくださった方々,先生方,実践に協力してくれた子どもたちに心より感謝申し上げ,ご挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。
今後も英語教育の更なる発展に寄与できるよう,微力ながら精進して参ります。
この度は,名誉ある辰野千壽教育賞を受賞させていただき,大変光栄に思っております。
私は現在,愛知県から上越教育大学教職大学院に派遣していただいています。師と出会い,同じ志を抱く仲間たちと共に学び合い,充実した日々を過ごしています。本研究は,「子どもたちの社会的自立能力の育成に寄与したい」という思いで,自治的集団の育成を志向した実践です。先行き不透明な時代において,本実践が,私と同じように戸惑い悩みながら,少しでも前進しようとしている実践者の方々の一助となることを願ってやみません。
このような研究をまとめる機会を与えてくださった関係各位,そして,なにより共に学び合った子どもたちと創り上げた実践を形にできたことを何よりうれしく思います。今回の受賞を励みに,今後も理論と実践を融合した実践の開発を進めていきたいと思います。
10月6日(金)に第16回辰野千壽教育賞の授与式を開催し,本学の林泰成学長が,優秀賞を受賞された髙木哲也氏,奨励賞を受賞された有江聖氏,水流卓哉氏に,その栄誉を讃え,賞状を授与するとともに副賞を贈呈しました。
授与式には,辰野千壽教育賞選考会議に学外有識者として参画いただいた学習院大学教授の梅野正信様(選考会議議長),新潟日報社上越支社長の佐藤勝則様にも御出席いただきました。
前列左から,佐藤勝則様,梅野正信様,有江聖様,髙木哲也様,水流卓哉様,林学長,中山理事
後列左から,岩﨑教授,松﨑理事,渡部副学長,五百川教授,古閑教授
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