該当者なし
氏 名 | 所属・職名等 | 主題及び副題 |
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赤松 弘一 | 兵庫県明石市立二見北小学校 校長 | 身近な自然に対する探究心を育むための実践 ~理科通信をきっかけに~ |
松村 謙一 | 三重大学教育学部附属中学校 指導教諭 | 個の育成をめざす中学校社会科経済学習の授業研究 ―同時性解消と社会的連帯の経済概念に着目して― |
氏 名 | 所属・職名等 | 主題及び副題 |
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内野 裕太 | 鹿児島県西之表市立榕城小学校 教諭 | よりよい人間関係を築き,児童一人一人の自己有用感・自己肯定感を高め,本音で磨き合える学級集団の育成 ~『特別活動』における学級活動(1)・(2)・(3)を中核とした授業実践を通して~ |
第13回辰野千尋教育賞を受賞できましたことを大変光栄に思います。
近年,子どもたちが生きる環境は急激に変化しております。未来を見通すことが困難な社会において自立して生きていくためには,自分を取り巻く様々な事象から主体的に学ぼうとする態度を育むことが大切であると考え,本研究の「理科通信を活用した実践」に取り組み,現在に至っております。
便利さや物質的な豊かさの追求手段としてではなく,自然との調和や持続可能な社会の構築のためにどのように行動すべきかを考える手段として自然科学を学ぶ教科,それが理科であり,理科教育の果たすべき使命だと考えます。
理科通信を通して,子どもたちが身近な自然に目を向けて興味を持ち,自然とつながっている人間の存在や環境保全の大切さを考えるきっかけとなればと思います。稚拙な取り組みに対して諸先生方からは様々な示唆や助言をいただき,また通信を楽しみにしてくれた教え子には書き続ける力をもらいました。今,全ての方々に感謝申し上げます。
この度は,第13回辰野千壽教育賞を受賞できましたことを大変光栄に思います。あわせて,コロナ禍でお忙しいなか選考していただいた先生方,授賞式を準備していただいた関係者の皆様に感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
本研究は,「利便性が高くなった社会のなかで今後どのように生きていけばよいのか」という本質的な問いにもとづいて,子どもたち自身が「宅配便と私たちとの関係性」をあらゆる視点から追究し,教室やフィールドワークで学んだ成果を社会に発信していった「学びのあしあと」を整理したものです。
現在所属している三重大学や上越社会科教育学会をはじめ,日本公民教育学会や社会科の初志をつらぬく会の関係者の皆様からのご指導・ご助言なくしては,本研究は成立しませんでした。また,子どもたちの学習成果が優秀賞として評価されたことに,一番の喜びを感じております。今後も引き続き,子どもたちの問いを大切にした授業研究を進めていく所存です。
この度は,名誉ある辰野千壽教育賞を受賞させていただき,大変光栄に思っております。
現代の子供を取り巻く環境は,急速に変化し,人間関係においても希薄化が進み,いくつかの国際調査からも日本は自己肯定感が低いという結果が出されています。そこで,本研究は,小学校教育において学級活動を中核に据えた教育活動を展開することで,よりよい人間関係を築き,どんな困難な状況下においても,しなやかに対応することのできるレジリエンスを高め,強い意志をもって最後まで粘り強く取り組むことができる自己指導能力を育成することを主たるねらいとしています。
今回の受賞を励みに,これからの日本の将来の担い手である子供たちが自己実現を図ることができるように本研究を深め,教育実践を積み重ねていく所存です。また,本研究を広め,多くの先生方の教育活動の参考になれれば幸いと考えております。そして,これまで本研究のために,ご指導・ご助言をいただきました先生方に感謝申し上げます。
10月23日(金)に第13回辰野千壽教育賞の授与式を開催し,本学の川崎直哉学長が,優秀賞を受賞された赤松 弘一氏,松村 謙一氏,奨励賞を受賞された内野 裕太氏に,その栄誉を讃え,賞状を授与するとともに副賞を贈呈しました。
授与式には,辰野千壽教育賞選考会議に学外有識者としてとして参画いただいた新潟工科大学教授の髙田喜久司様(選考会議議長)にも御出席いただきました。
前列左から,髙田喜久司様,松村謙一氏,赤松弘一氏,内野裕太氏,川崎学長
後列左から,岩﨑教授,志村教授,小埜副学長,中山理事,大庭理事,直原副学長
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