教科教育・教科複合コース 生活・健康領域(保健体育分野)
『保健体育』は、将来、小学校における体育指導の中心的存在として、あるいは、中学校または高等学校の保健体育教科を担当できる専門的資質をもった教員の育成を目指しています。
児童・生徒の活発な屋内外の遊びや運動は、運動能力、体力、体格の発達を促し、健康の保持増進に資するとともに、人間的な成長にとって極めて大切な情緒の安定、自己統制力、他者を理解し思いやる心などを育むことと深い関わりがあります。児童・生徒の人間的な成長や発達、人々の健康の保持増進を願う指導者にとって重要となる課題は、健康や運動についての正しい理解と適切な方法を修得し、実際の指導に結びつけていくことです。
『保健体育』では「運動学」「体育心理学」「解剖生理学」「運動生理学」「衛生学・公衆衛生学」「学校保健」「中等保健体育科指導法」「専門セミナー」などの専門科目の学修や研究を通して、学術的な運動の原理、健康の意味、体育の指導について理解を深めることができます。