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いじめ・生徒指導研究研修センターは、教育機関、学校及び地域社会と連携しながら、いじめや生徒指導等の学校教育の実践に関する諸課題に係る理論的・開発的研究を推進し、学校教育の改善、充実及び発展に寄与することを目的として、令和2年9月1日に「いじめ・生徒指導研究センター」として設置しました。
さらに、いじめ・不登校等生徒指導に関する組織の機能強化のため、令和6年4月1日付けで「いじめ・生徒指導研究研修センター」として発展的に改組・整備しました。
わたしたちは、子どもたちの命を守りたいのです。
わたしたちができること、考えねばならないこと、大人がとれる対応は、まだあるはずです。
チームとして、家庭と地域と学校で考えていきませんか?
いじめ・生徒指導研究研修センター長 高橋 知己
本センターは、現代の社会的な状況を背景にしたいじめ・生徒指導に関する理論的、実践的な研究を行うとともに、教員研修などの支援事業を実施することとしています。
主な事業内容は次のとおりです。
1 いじめ・生徒指導に関する教育研究の推進
学校におけるいじめの実態把握、児童生徒に対するアセスメント等の喫緊の課題を中心に、これまでの事案や生徒指導に関する案件を整理し分析、検討しながら、いじめの早期発見や予防対策に有用な教育研究を推進する。
2 教育機関との連携
研究成果を基に研修資料などを作成し、教育機関と連携しながら教員研修会や講習会に参画し、教育実践に寄与するように努める。
3 社会への貢献
子どもたちの命を守り、安全安心な学校や社会を築くために、学校教育、家庭教育、社会教育などの取組を推進することで社会への貢献を図る。
いじめ・生徒指導研究研修センター案内[815KB]
本センターは、個別のご相談には原則応じかねます。ご理解ください。
ただ、お困りの方には、関係教育委員会に連絡することは可能です。
教育委員会等が実施している事業及び各種委員会へ連携協力・参加するかたちで貢献したいと考えております。
本センター所属教員の派遣につきましては、以下のいずれかの方法によりお申し込み手続きをお願いいたします。
「出前講座」によるお申し込み
令和6年4月1日より、地域の学校等の教育関係機関、地域の住民団体及び企業等の求めに応じて、大学教員が出向して講義等を行う「出前講座」を実施しております。
出前講座は、大学の教育と研究の成果を広く地域社会に還元するための地域貢献活動の一環として行われている事業です。
詳細は以下よりご確認ください。
「出前講座」のページへリンク
出前講座による派遣をご希望の場合は、派遣を希望する下記所属教員へ事前にメールによりお問い合わせの上、出前講座申込書によりお申し込みください。
終了後は、速やかに下記担当へ出前講座実施報告書を提出願います。
「兼業」によるお申し込み
本学教職員が兼業(本学の職務以外の業務)に従事する場合には、「国立大学法人上越教育大学職員兼業規程」に基づき、兼業の内容を確認し、許可基準に適合する場合には、これを許可しております。
詳細は以下よりご確認ください。
「本学教職員への兼業依頼」のページへリンク
兼業による派遣をご希望の場合は、派遣を希望する下記所属教員へ事前にメールによりお問い合わせの上、兼業依頼書によりお申し込みください。
終了後は、速やかに下記担当へ講師派遣実施報告書を提出願います。
職名 | 教授 | |
---|---|---|
専門分野 | 特別活動、学校心理学 | |
tomomi@ juen.ac.jp | ||
教員より | 日本学校心理学会、日本教育心理学会、日本生徒指導学会等に所属しながら、特に学校現場の集団と個人とのかかわり方について、理論的な背景をもとにしながら学校・教室の場における実践的ないじめや生徒指導の諸問題について考えていきたいと思っています。 |
職名 | 准教授 | |
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専門分野 | 学級経営、特別活動 | |
daimon@ juen.ac.jp | ||
教員より | 子どもたちが安心して過ごすことのできる学級・学校づくりや、子どもの心理アセスメントが主なテーマです。学校現場で起きている生徒指導上の諸課題について理論的・実践的な研究を進めていきたいと考えています。 |
職名 | 講師 | |
---|---|---|
専門分野 | 学級経営、生徒指導 | |
ubukata@ juen.ac.jp | ||
教員より | 学校心理学の知見を活かした予防的・開発的な生徒指導・教育相談、学級活動を中心とした学級経営、学級及び学校におけるウェルビーイングの向上に関心があります。いじめや不登校、生徒指導上の諸課題や学級の機能不全を未然に防ぎ、児童生徒の成長を促す教育実践について研究を進めています。 |
職名 | 准教授 | |
---|---|---|
専門分野 | 教育制度、地方教育行政 | |
tujimura@ juen.ac.jp | ||
教員より | 教育行政学の立場から、どのようにして学習者の権利を保障するか、学習環境の整備が必要か、家庭・地域社会・NPO・フリースクール・夜間中学校など、多様なアクターも含めた公共的な空間づくりに関心があります。また、自治体の子どもの権利条例なども研究対象です。 |
職名 | 准教授 | |
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専門分野 | 生徒指導、人権教育 | |
yoichi@ juen.ac.jp | ||
教員より | 法に基づいた、平和で穏やかな学校・学級づくりがテーマです。児童生徒のいじめや暴力に関する民事裁判、また、食物アレルギーや熱中症の事故、津波災害等学校事故に関する民事裁判の判決書を検討し、学校危機管理や生徒指導、安全教育等に活かす研究に取り組んでいます。 |
職名 | 講師 | |
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専門分野 | 教育相談、生徒指導 | |
terado@ juen.ac.jp | ||
教員より | いじめやインターネットに関する問題など、生徒指導上の諸課題に対する一次予防に関心があります。近年は、いじめ防止に繋がる資質・能力を育むための教材やアセスメントツール等に関する研究を進めています。 |
本センター所属教員の研究状況の詳細については、当該教員の氏名を検索すると表示されます。
いじめ・生徒指導研究研修センターでは、 いじめ等への予防や対策への支援の一環として、教育現場での研修会等に活用することを目的に「いじめ・生徒指導に関するオンライン研修講座ビデオ」(1回約30分)を作成しています。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)
「いじめの裁判事例にみる学校・教師の対応 事例1「お互い様、生徒同士のトラブル?」」
本研修講座では、「裁判の事例」を研修資料化し、そこに示される学校・教師の責務を学ぶことで、法的見地、教育的見地の両面からアプローチした、よりよい生徒指導の在り方を考えます。(講師:蜂須賀洋一)
文部科学省委託事業「「新たな教師の学び」に対応したオンライン研修コンテンツ開発事業」の採択を受け、アニメーションによる研修講座ビデオを作成しました。講師にそっくりなアバターが講義を行います。声優はi-MEDIA 国際映像メディア専門学校の学生の皆様にご担当いただきました。
一部は「オンライン研修講座」の内容をもとにアニメーションによる改編を行ったものです。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)
「第3章:いじめの早期発見のために」
本研修講座では、実際の調査データを基にして、なぜいじめの早期発見が難しいのかということについて解説を行い、早期発見のための具体的な対応について講義します。(講師:高橋知己)
「第4章:「研修」のイメージの転換~学びのアクティベートへ~」
本研修講座では、免許状更新講習が発展的に解消されたことに伴い求められている「教師の主体的な学び」について「どのような研修を」「どのタイミングで」「どのように行っていくのか」これからの新たな教師の学びについての考え方を提案します。(講師:辻󠄀村貴洋)
「連携を軸にした教育相談支援活動のあり方-大学と教育行政と学校と-」
いじめ・不登校など生徒指導の課題に対応するためには早期発見が有効です。
子どもたちの内面を把握し、苦しみを少しでも早期に発見し対応するため、本センターでは、教育委員会と学校と連携し、それぞれの強みを生かして各校・クラスの実態及び課題に即した教育相談支援を行っています。
この研修では、取組内容、三者の役割、浮かび上がった課題とその対応などを紹介しています。(画像をクリックするとYouTubeにリンクします。)
「上越教育大学いじめ・生徒指導研究センターレポート」は、本センターの事業活動の紹介及び成果報告を広く周知することを目的に発行しています。
本センターの活動について、一部ご紹介します。
「いじめ・生徒指導研究研修センター」を開設しました。
令和6年10月1日に、本センターの活動拠点を大学会館2階に開設しました。
今後も、いじめの未然防止・早期発見、いじめなどで苦しむ子どもたちを助けられる教員の指導力強化のための支援など、子どもたちの命と未来を守るための取組みを推進してまいります。
〒943-8512 上越市山屋敷町1番地
上越教育大学いじめ・生徒指導研究研修センター(事務:研究連携課研究連携チーム)
E-mail:j-rbgc@juen.ac.jp(メール送信時には@を半角にしてください。)
FAX:025-521-3621
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