本事業は,平成22年度に独立行政法人科学技術振興機構(JST)の「理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー)養成拠点構築事業」に提案した「科学リテラシーと観察・実験指導能力に優れたCST養成プロジェクト」として採択を受け,平成22年度~平成25年度の4年間,JSTの経費支援を受けながら小・中学校の理科教育において中核的な役割を担う教員(CST)を養成するためのプログラムを実施してきました。平成26年度以降も,新潟県及び新潟市の教育委員会等と共同し,本学の取組としてCSTの養成事業を継続して行っています。
CSTとは,理科の指導力に優れた小・中学校教員として自ら教育実践を行うとともに,研修会や教材開発で中心的な役割を果たすことなどにより,地域の理科教育の質を向上させる教員です。
本プログラムは,CST養成の場として上越教育大学の施設だけでなく,理科教育支援拠点としての実績を持つ新潟県内16地区の理科教育センター、新潟市立総合教育センター及び新潟県立教育センター等を活用して実施しています。地区理科教育センター等において活動するCSTを支援する実践的な実習(CST支援実習)を必須とする養成プログラムを実施することにより,科学リテラシーと観察・実験指導能力に優れたCSTの養成を図っています。
本プログラムを修了し,相応しい教育実践実績を持つ教員にはCST認定証が交付されます。
CSTは,指導主事,地区理科教育センター協力員など地域の理科教育振興の中核としての活躍が期待されます。
関連サイト
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〒943-8512 上越市山屋敷町1番地
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